

貧血
〘CARE ROOMS 貧血治療を始めました〙
[治療内容]
①全身マッサージ
瘀血(血の巡りが滞ってしまう状態)を解消する為に、血の道を整えます。
②お灸
お身体の状態に合わせてツボ(経穴)を選び、お灸をします。
③酸素カプセル
鉄は血中の酸素が運びます。
☆①45分+②15分+③40分
50歳未満の日本人女性の約5人に1人が貧血というデータがあります。〈平成27年国民健康・栄養調査〉
皆さんが通常元気に活動するエネルギーの材料は、食事で得た栄養素と呼吸で得た酸素です。
そしてこれらが血液によって身体の隅々に運ばれ、細胞内でエネルギーが生み出されます。
酸素は赤血球に含まれるヘモグロビンという鉄を含むたんぱく質のおかげで全身に行き渡ります。
貧血になると呼吸で得た酸素が、くっついてくれるヘモグロビン(鉄)が足りなくて効率良く行き渡らず、息切れや動悸が起こります。
貧血は美容や妊活にも影響します。
今一度ご自分のお身体と生活習慣を見つめなおし、健康的な生活を送れるようにしましょう。
【鉄欠乏性貧血】
体内の鉄が欠乏してヘモグロビン産生量が減少して発生する貧血です。
鉄は人体内に3~4g存在し、その大部分はヘモグロビンの中に含まれています。一方、赤血球の寿命は約120日であるので、老化崩壊した赤血球から放出された鉄は網内系細胞に取り込まれ処理されて、再び骨髄中でヘモグロビン合成に利用されます。このような循環回路があるので体内から失われる鉄の量はごくわずかで、排便、排尿、発汗によって、成人男性で1日約1mg失われるのでその分を補えば良いです。女性では月経で血液を失うため、1日2mgの鉄を必要とします。
一方、食物から鉄を補給しているが、腸での鉄の吸収率は約10%であるので成人男性で約10mgの鉄の補給を必要とします。また、成人女性は約20mgを必要とします。そのため、慢性出血などがあると鉄欠乏性貧血をお越しやすいです。
【原因】
・腸管からの鉄吸収の障害
・妊娠、成長などによる鉄需要の増大
・食事から摂取不良、偏食、ダイエット、飢餓
・鉄吸収不良(萎縮性胃炎、胃摘出)
・出血、月経過多などによる鉄過剰喪失
【症状】
自覚症状として顔面蒼白(血が先に脳や肝臓に回される)、疲れやすい、頭痛、食欲不振、動悸、息切れ、足のむくみ、無気力、倦怠感。他覚症状として、皮膚など粘膜蒼白、頻脈、爪の変形、毛のツヤがなくなる、口や胃の粘膜がただれる。
【鍼灸治療と期待できる効果】
東洋医学では、貧血は血(けつ)の不足によって起こると考えられています。
血が不足している状態を血虚(けっきょ)と言い、栄養不足・多量の出血・ストレスなども主な原因です。血の巡りが悪くなっている瘀血(おけつ)によっても貧血の症状が出ますが、いずれも鍼灸や指圧によって血行を改善することで症状が軽くなります。
もちろん、日頃の生活習慣、食生活を見直していただくことが第一ではありますが、そんな貧血を鍼灸治療によって改善することができます。鍼灸治療により自律神経を整え、内臓の働きを正常な状態へと戻していきます。血液は内臓から作り出されるので、貧血にも効果があるとされています。
血の巡りが悪くなっている瘀血の場合はマッサージして体の血の道を整えることが大切です。
【おすすめ食材】
カキ、アサリ、海苔、ホウレン草、レバー、牛乳
※お茶やコーヒーと一緒に摂ると吸収しにくいです。
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